狩婆(Q)思ふ

四十路の現状確認と葛藤。もりもり働いて  猟銃撃ってたら癌になってもうた。

【癌回顧録】喪家の狗 ついに乳がん告知されてしまうの巻

病理結果診察前日に病院から電話があった。
免疫組織化学染色の追加検査もしたので金額が変更しましたと。
まあ、元の金額すらきいてなかったんですけどね、はい。
でも追加検査したってことは、あまり良くなかったんだろうなあ、ともやもや。。。

翌日、病理結果がでました。
悪性でした。乳がんでした。
厳密には、悪性と良性両方の腫瘍がからみあい、悪性の方が割合が大きかったそうです。

ただ、わりとおとなしいタイプの癌だということ。
すでに大きめに切ってあるから、追加の手術はないということ。
リンパへの転移の可能性はかなり低いということ。
放射線治療を60グレイすること。
来週に放射線科の予約を入れたこと。
化学療法等の薬物療法の必要はないということ。
だいたいこんなことを話していいたとおもう。
なんとなく、わかってたけど、実際に悪性腫瘍でしたと告知されると、頭が真っ白になってしまって。
先生の言葉もあまり頭に入らない。
でも、さも冷静そうに、聞いてる自分がいた。

告知だから長くなるかと思ったけど、意外と早く10分程度で診察室を出て、なんか頭はふわふわ。
ああ休職の延長の連絡しなきゃとか考えながら、ふわふわ会計して、主人にメールして、病院をでて、歩いてたら涙がでてきた。
人のいない遊歩道の椅子に座って、しばらくずーと、ひとりで 泣いていた。
もう平気かな、って思って数歩進んで、また涙がとまらなくなって、やすんで。
わかってたんだけど、しょうがないんだけど、もう腫瘍は体に中には無いのに、確定すると、告知されると、こんなに辛いんだな。って痛感した。

そのまま近くの公園に行ってぼーっとする。
公園は人も多いからか、涙がとまる。ありがたい。日常にもどりたい。
声を聞いたり、優しい言葉でもろくなっていたので、極力、連絡はメールですませた。

ああ、来週からは放射線治療だ、どうなるんだろう。
不安だけど、親や親類への報告など、やることもあって、なにがなりやらな日々だった。

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